研究概要
家庭科の教員養成ですので、家庭科の授業づくりにかかわる全般的なことを視野にいれつつ、背景学問である家政学との関係について研究しています。歴史から未来を展望する研究スタイルで、よりよい生活をどう創造するかにずっと関心を持っています。
現代社会における生活課題を克服するための生活支援の専門職の育成のために、フランス・韓国の研究をふまえ、(一社)日本家政学会認定資格「家庭生活アドバイザー」の更なる充実に向けて研究を進めています。
生活資源とエンパワーメントに関する研究では、誰もが自分らしく生きるための生活創造に必要な要素やプロセスを具体的に検討し、提案しようとしています。
教育・研究活動の紹介
学生には家庭科の専門に強い教員になってほしいと考え、また、現職の教員にはもっとエンパワーしてほしいとの思いで、一緒に教材開発の研究をしています。
授業やゼミ、卒論、修論研究、内地留学生研究など、学生や院生、研究生の主体性を尊重して進めるように心がけています。
今後の展望
生活者の視点を大事にした企画を提案します。
社会貢献等
生活者や消費者の立場から発言しています。
家庭科教育、消費者教育、環境教育などの講演を行っています。
誰もが生きやすい社会とはを追求して、生活課題を発見し、解決する方法を一緒に考える活動を(一社)日本家政学会認定資格「家庭生活アドバイザー」として取り組んでいます。