研究シーズ集

共同教育学部

准教授 山田 有希子やまだ ゆきこ

人文社会系 社会分野
山田 有希子
キーワード

矛盾,生老病死,哲学,生命倫理学,死生学,スピリチュアル・ペイン,よく生きる

分野

哲学・倫理学(ドイツ哲学・生命倫理学・死生学)

研究テーマ

・ヘーゲル哲学における「生の矛盾」の概念について
・終末期医療における「痛み」の意味について
・「よく生きる」とは?

所属学会等

日本哲学会、哲学会、日本ヘーゲル学会

URL

MAIL

yamaday※cc.utsunomiya-u.ac.jp(※を半⾓@に変換してください)

TEL

028-649-5275

研究概要

専門は、哲学・倫理学です。小さいころから、「生老病死」という人間だれもが経験する「四苦」について関心がありました。この仏教用語からすると、人間の生は「苦しみ」に満ちたものになってしまいますが、苦しいからといって不幸であるというわけではありません。大学では、西洋哲学、とくにドイツのヘーゲル哲学を学びながら、人間の「生」の意味について、また、哲学の問いである「よく生きる」の意味について考えてきました。

専門はヘーゲル哲学ですが、それを基礎にしながら、生命倫理学的課題として、医療者の方々との共同研究において、終末期医療における患者さんの「痛み」の複合的な意味について考えています。また、医療者・教育学の先生ともご一緒に、子供むけの夏休み死生学・哲学対話講座も実施し、小さいころから「よく生きる」の意味について考える方法に関する教育・研究にも取り組んでいます。

教育・研究活動の紹介

哲学ゼミの学生さんや、授業に参加してくれる学生さんたちとは生の「哲学対話」を大切にしています。宇大生のみなさんは、哲学的なさまざまな問い(「幸せとは何か?」「私とは何か?」「積極的安楽死は日本で導入すべきか?」「愚行権はどこまで認められるのか?」等々)自分の問題として真剣に考えていて、私自身もいつも学生のみなさんとの対話によって学ぶことが多いです。哲学対話は、大学内にとどめることなく、日本でも広く一般市民のみなさんにも共有されることを願っています。

今後の展望

これからもヘーゲル哲学という古典テキストの研究を基礎にしながら、「言葉」を大切に、「よく生きる」の意味をいろいろな方と一緒に考えていきたいと思います。

社会貢献等

・とちぎ子ども未来創造大学 「お医者さんと一緒に 親子で考える生老病死」夏休み親子参加の死生学講座を開催

・栃木医療センター 倫理委員会委員

・花王株式会社 生物研究倫理委員会委員 他