イノベーション支援センター・イノベーション部門・非常勤研究員
2025 非常勤研究員（ポストドクター）
寺澤 英孝
研究テーマ
赤外光重合の高効率化と自己形成自動光接続の展開に関する研究
紹介文
情報化社会の発展を背景として、より短距離にも大容量高速光通信を適用しようという光インターコネクションへの期待が高まっている。しかし、光素子間の接続には、高精度な位置合わせが必要なことから、高効率・簡易実装技術が求められる。自己形成光導波路は、光通信部品間の自動光接続を実現できる簡便かつ低コスト技術として期待されている。本研究では、赤外光デバイスに向けた、赤外光重合材料の開発と、それを用いた自己形成光導波路による簡易実装技術開発を目指す。
Jamuna Kannan
研究テーマ
Development and application of fluorescent surfactants for the study of intermolecular interactions in biomimetic systems
紹介文
This research aims to develop amphiphilic fluorescence surfactants and address the evolving interest in the antivirus activity of urfactants.
The project involves synthesizing various of fluorescently labelled surfactants with diverse hydrophilic-lipophilic balances and fluorescent moieties. The study encompasses evaluating amphiphilic activities, determining critical micelle concentration, exploring fluorescent characteristics about interfacial properties, and investigating the influence of environmental factors. Additionally, the research applies fluorescent surfactants to study interactions with biomolecules, such as lipids and proteins, using interfacial membrane systems.
Muhammad Ahya Rafiuddin
研究テーマ
メダカ地域集団パネルを利用して性ステロイド感受性の個性を理解する
紹介文
生命の設計図となる遺伝子の配列解明は、この10年間で飛躍的に進んだ。しかし、遺伝子配列に基づくと考えられる薬剤の副作用、農薬の影響、動物の性格など、連続的な個体差（Individuality）と遺伝子配列との関係は未だ明らかとなっていない。本研究では、メダカ野生地域集団をモデルとして、性決定・性分化における個体差の理解を深めることで、本学で維持する野生メダカパネルのIndividuality解析パネルとしての有用性を示したい。