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宇都宮大学第3回コラボレーション・フェアを開催しました

3年ぶりの対面開催!企業・自治体・大学が“コラボ”

 2022年9月29日に宇都宮大学峰キャンパスで第3回宇都宮大学コラボレーションフェア(以下、コラボフェア)が開催されました。宇都宮大学に加え、県内を中心とした企業、自治体、教育機関などによる研究や事業活動の発表の場であり、367名の方が参加されました。

 実に3年ぶりの対面式。毎年開催するコラボフェアですが、過去2年はコロナ禍のため、中止やオンライン開催でした。今年のテーマは「地域と共に。サステナブルな未来へ。」のもと、持続可能な地域の未来を共に創るため、大学をもっと身近な存在に感じてもらうこと。

 パネルにポスターを展示して個別に発表する方式で、来場者は発表者から直接説明を受けることができるので、情報交換しやすいのが特徴。今年のパネル数は134あり、さまざまな分野の研究発表に触れることができました。前年度、振興会の共同研究助成制度を活用した研究発表もありました。

 一見関係がなさそうな異分野の研究でも、自社の事業に結びつくことがあるかもしれません。宇都宮大学の研究者や他の企業と交流を図れる貴重な場であり、コラボフェアが「共創のきっかけ」となることでしょう。

カーボンニュートラルの基調講演 高校生からの質問も

コラボフェアでは、カーボンニュートラルをテーマとした基調講演が行われました。

 講演者は、宇都宮大学の古澤毅教授、三木英了教授、横尾昇剛教授、日光市の小林岳英企画総務部長。関連する研究内容や地域づくりについてのご講演でした。

 講演者によるパネルディスカッションが行われ、会場に訪れた宇都宮白楊高校の生徒からも質問があがるなど、活発な質疑応答がなされテーマへの関心の高さがうかがえるものでした。今後のこの分野での宇都宮大学の貢献が求められています。


左から)古澤教授、三木教授、小林部長、横尾教授