社会共創促進センター・SDGs事例集

工学部

バイオミメティクスによる高度な医療支援装置と安全な福祉技術の実現

担当:工学部・基盤工学科・機械システム工学コース・中林正隆

先進国をはじめとして国際社会は少子高齢化が続いています。そのため健康寿命/労働寿命の長期化や安定した高度医療の実現は重要な課題です。本研究室は高度に進化した生物の機能や構造を応用するバイオミメティクスを用いることで、それらを実現することを目指しています。象鼻からは鏡視下手術を支援するマニピュレータ、微生物からは高度な変形機能をもつカプセル内視鏡の基礎技術、ヒト構造からは高齢者の運動機能回復や理学療法のために手の運動支援装置の研究開発を行っています。