研究シーズ集

オプティクス教育研究センター

教授 早﨑 芳夫はやさき よしお

情報光学研究室(早﨑・長谷川・熊谷研究室)
早﨑 芳夫
キーワード

サイバー・フィジカルシステム,計算イメージング,リモートラボラトリ,ホログラフィ

分野

情報光学(光技術と情報技術の融合)

研究テーマ

・ホログラフィックレーザー加工の完全自動運転
・レーザー加工と光画像計測の研究の省人化・自動化
・体積的ディスプレイ,ホログラフィックアート
・AIと人との光インタフェース

所属学会等

日本光学会,応用物理学会,レーザー学会(上級会員),電気学会,レーザー加工学会,アメリカ光学会(Fellow会員),アメリカ光工学会(Fellow会員)

特記事項

海外大学との共同研究を通した学生の国際化と企業との共同研究を通したレーザー加工技術や光計測技術の社会実装を進めます

URL

MAIL

hayasaki※cc.utsunomiya-u.ac.jp(※を半⾓@に変換してください)

TEL

028-689-7114

研究概要

本研究室は、オプティクス教育研究センターにおいて、次世代の産業の種になるような光科学技術の研究活動を通して、光科学技術の明日を担う人材の育成を行う。研究領域は、情報光学、ホログラフィ、レーザー加工、光計測、ディスプレイである教員・研究員・学生が、共に助け高め合いながら、生活や産業に役立つ光システム開発を行う。令和4年度、早崎芳夫教授、長谷川智士助教、熊谷幸汰助教、博士後期課程2名、博士前期課程8名、学部4年生5名、さらに、状況が好転すれば、フランスやスイス、中国、インドから短期滞在の学生や研究員が来る予定である現在、内閣府SIP、光・量子を活用したSociety5.0実現化技術に参加しており、我々のホログラフィックレーザー加工技術の社会実装に力を注ぐ。

教育・研究活動の紹介

ホログラフィを駆使した高精度画像計測や並列ビームによる超高速レーザー加工が得意である。画像計測は、フィジカル空間の情報をサイバー空間に伝送し、レーザー加工はサイバー空間の情報をフィジカル空間に展開する技術であり、光技術と情報技術の融合による、高速化や高精度化・自動化を実施する。ホットのテーマとして、光干渉計測を融合したレーザー加工のフィードバック制御や自動パラメータ決定によるレーザー加工の完全自動化である。機械部品の表面形状や透明材料の内部構造、生産ラインリアルタイム製品計測をなどの光干渉計測に関する高いスキルを有するさらに、夢の技術である体積的映像装置の開発も注力している

今後の展望

我々の行動指針は、宇都宮大学3C精神に基づき、知らないことに挑戦する(Challenge & Change)、他人の言葉をよく聴き、自分の意見を明確に伝える(Communication)、発見と発明で人に笑みを与える (Contribution)としており、学生のアイデア創出力を養成しながら、面白くて、役に立つことに、光の力で挑戦する 

社会貢献等

レーザー加工、干渉光計測、ディジタルホログラフィ等、光に関連する多くのスキルやノウハウを有するいくつか企業と共同研究を行っており、技術移転も行った。現在、新たなパートナーを積極的に募集するまた、年間10件以上の技術相談や試作試験を行っており、光に関係することなら、遠慮なく連絡して欲しい。社会人ドクターも広く受け入れており、現在、何人かの博士学位取得者が、学んだ技術を下に製品開発している 

レーザー加工された真珠の耳飾りの少女
カラー体積的ディスプレイ
レーザー励起音の録音中