研究シーズ集

データサイエンス経営学部

准教授 土屋 翔つちや しょう

データサイエンス経営学科
土屋 翔
キーワード

経営学,組織,組織境界,理論,実践,誘因,貢献,経営者の役割,意思決定,効率,有効,感情

分野

経営学、組織論

研究テーマ

・経営組織の境界について
・経営理論の実践について
・経営組織の持続性について(経営者と従業員の視点から)

所属学会等

日本経営学会、組織学会、日本マネジメント学会、日本経営診断学会、農業経営学会、自然環境復元学会など。

特記事項

理論を実践に展開する際のカスタマイズに興味があります。理論を伴った実践を行うことにより、目的達成の可能性がより高まります。

URL

MAIL

tsuchiya※cc.utsunomiya-u.ac.jp(※を半⾓@に変換してください)

TEL

028-649-5419

研究概要

―組織境界はどこにあるかー 

理論的研究の中心は、経営組織の境界について研究しています。組織境界を考察することにより、組織内、組織外が明確化します。私は、この境界が経営における原点だと考えています。つまり、組織内外を前提とした戦略策定やマーケティング戦略などが可能になります。他にも、組織の責任問題が起きた場合、どこまでが責任の範疇なのかを理論的に考察できます。

―実践から理論へ、そして実践へー

実践的研究では、実践を理論から考察し、社会実装として実践へのカスタマイズすることに興味があります。組織論に留まらず、経営学一般から幅広い考察をしています。戦略策定、人材教育、意思決定などの領域を前提とし、「失敗する選択をしない」という観点から失敗のメカニズムも研究しています。成功に不思議な成功はありますが、失敗に不思議な失敗はないと考えています。この観点から失敗を研究しています。

教育・研究活動の紹介

―理論と実践の行き来―

経営学は、実践に限りなく近い学問といえます。理論一辺倒で、経営学を理解しようとしても飛車角落ちです。理論を実践から説明し、そして理論として昇華することにより、理解が深まります。したがって、理論と実践とのリンク、具体と抽象とのリンクを大前提に考えています。

今後の展望

研究に関しては、上記の内容をより深化させ明確化したいと考えています。研究をやりつつも、より実践の領域に関わっていきたいです。会社も作りましたが、新しい起業にも挑戦したいです。

社会貢献等

経営学の本質は“うまくやる”です。これは、企業も行政も一緒です。課題をより複合的に考察し、効率的で有効的な方法論を考えることに興味があります。とくに、経済的領域に興味があります。