研究シーズ集

国際学部

教授 戚 傑ちー じぇ

国際学科
戚 傑
キーワード

グローバリゼーション,多文化教育,言語教育,クリティカル・シンキング

分野

教育社会学・外国語教育

研究テーマ

・多文化主義・多文化教育に関する研究
・学校教育・教師教育に関する研究
・言語教育に関する研究

所属学会等

American Education Association(アメリカ教育学会) 日本教育社会学会

MAIL

jqi※cc.utsunomiya-u.ac.jp(※を半⾓@に変換してください)

TEL

028-649-5237

研究概要

ポスト構造主義・ポスト植民主義の観点から学校教育・言語教育に関する研究・分析を行っています。具体的には、社会と教育がどのようにして人間を形成し、社会の中で、特に教育を通して形成された人間の価値基準が再び社会や教育に作用するプロセスについて論理と実証の両面から検証を試みています。その一環として近年、グローバリゼーションと多文化教育の在り方に関する研究も行っています。

教育・研究活動の紹介

【教育活動】
教育活動において常に、学生の論理的思考力と創造性を引き出すことを重視して、思考・研究能力を養う訓練に力点を置いた教育実践を行っております。固定観念を持たずに、積極的に問題提起することを学生に促し、提起した問題については徹底した論理的思考と実践的探求をあきらめることなく続けられるように繰り返し訓練することに心掛けています。また、異なる文化をもつ人々とコミュニケーションをとる際に必要な能力と態度を養うことも重要な教育目標と考えて授業、研究指導等を行っています。さらに、調査方法など研究の方法論に関する指導や論文作成の技法に関する指導も行います。
【研究活動】
多文化教育、言語教育、学校教育やグローバリゼーションを中心に国内外の学者との共同研究を行っています。現在取り組んでいる研究課題の一つは、ポスト・コロニアルイズム理論に基づいた、人の移動とグローバリゼーションに関する研究です。ポスト・コロニアルイズムの研究では、文化の独自性と各文化圏の歴史的特殊性に注目して、経済が急速にグローバル化している今日の人の移動と旧植民地からヨーロッパ諸国への移住との相違点の解明に努めて研究を進めております。また、多文化社会に関する研究の一環として、多くの移民が流入している先進国という「メトロポリス」における自己と他者をカテゴリー化する仕組みとその変遷に関する考察を続けております。

今後の展望

グローバル化・ボーダレス化が進む今日において、異なる民族や文化背景を持つ人々が共に暮らす社会のあり方と、その実現を確固たるものにするための教育のあり方を探求することがますます必要となって来ていると思います。多文化主義、多文化共生、国際比較教育や外国人児童生徒教育などのテーマについて引き続き関心を持って取り組んでいきたいと思います。

社会貢献等

日本の社会、教育について、積極的に海外に発信すると同時に、海外の研究手法・教育実践を日本に紹介することにも心掛けていきたいと思います。また、講演、市民公開講座や高校での出前講座も実施しています。大学の社会的責任を十分自覚して社会や地域に貢献できるよう今後も活動していきます。