社会共創促進センター・SDGs事例集

農学部

農地から発生する土ほこりを防ぐ

担当:農学部・農業環境工学科・大澤 和敏

風の強い地域では農地の土壌が巻き上げられ土埃となり、表土の喪失や地域の生活環境に悪影響を与えてしまいます。黄砂やPM2.5(微小粒子状物質)のように、微細粒子が国境を越えて飛来することも問題となっています。風食は風の強さ、土壌の状態、地上部の被覆の状態などでその程度が異なるので、それらの因子と風食量の関係を実測したり、数値シミュレーションモデルを用いた解析などを実施し、有効な改善策を定量的なデータから提案することを目指します。