社会共創促進センター・SDGs事例集

バイオサイエンス教育研究センター

ミジンコを利用して化学物質が生態系に与えるリスクを評価する

担当:バイオサイエンス教育研究センター・宮川 一志

我々人間が使用している様々な化学物質が環境中に放出されると、そこに生息する生物の生存が脅かされ、生物多様性に深刻な悪影響が生じる可能性があります。したがって、化学物質を適切に使用するためにはそれが生物に与える影響(リスク)を正しく理解する必要があります。
私達は湖沼生態系の中核を担う動物プランクトンであるミジンコを利用して、生物実験や遺伝子実験によって化学物質の毒性を評価するシステムの開発を行っています。